野外実習 1日目 午前の部

理系な話
08 /07 2012
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8月7日から11日にかけて、野外実習が行われます。
今日は第一日目。
愛媛大学農学部付属演習林 米野々森林研究センターまで
河川生物の採集に行ってきました。

朝9:00現地集合です。
今年は生物学科の人がほとんど参加し、
40名という大人数になりました。


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農学部演習林に行くのは初めて!
まずは自分たちで川を歩いて、そこの環境を把握します。

事前課題として、石手川上流に生息する生物を5つ上げ
その生態的特徴について調べて行く課題があったのですが、
まずはその生物が本当に生息しているのか…?を確認します。

一番最初にサワガニ発見!

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石をめくると、トビケラの巣がありました。
トビケラもトビケラの巣も初めて見たのですが、
意外としっかりした作りになっていて感動。

小さい石がしっかりくっついていました。

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そして午前中の一番の目的は
底生無脊椎動物(ベントス)の採集を行うことです。

底生無脊椎動物(水生昆虫、甲殻類)は
藻類や有機物の消費者となったり、魚類などの脊椎動物のエサとなったりして
河川の中で重要な役割を持っています。

今回はサーバーネット(25cm×25cm)という網を用いて
流れの緩やかな砂利底と流れの早い礫底で底生無脊椎動物の群衆に
どのような違いが見られるか調べるのですが、まずはその採集です。

先輩方の指示に従ってまずはサーバーネットを設置。

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設置場所の砂を網の中にスコップで入れ、
それをバットに移してかき混ぜ、上澄みをさらにネットで漉します。

すると、小さなベントスがどんどん出てきます。
ベントス、及び細かい有機物はジップロックに入れてラベルを付けて回収。
明日から、これらを使って実習を行います。

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ヒラタカゲロウやカワゲラもいました!!
小さくて透明ですごく可愛いです。

予想以上に小さなベントス達がたくさん採集できて感動しました。
一見、透明に見える川でもいろいろな生物に支えられているんですね。

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サーバーネットで4つサンプルを採集した後は、
ドリフトネットを用いて流下物を採集します。

これは流れの急な部分に設置し、
上流から流れてくる生物を採集するネットです。

これも同様にネットで漉して、ジップロックに入れて保管。

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午前中の作業はここまでで、午後からはアマゴの胃内容物の採集です!

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Nao

出版社勤務後、愛媛で絵を描きながらヨウムと田舎スローライフ満喫中。自然系デザイナー。ブログと本家は2004年~継続中☆所属:日本野鳥の会愛媛/日本ワイルドライフアート協会/森からつづく道/