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Nao

Author:Nao
出版社勤務後、愛媛で絵を描きながらヨウムと田舎スローライフ満喫中。自然系デザイナー。ブログと本家は2004年~継続中☆所属:日本野鳥の会愛媛/日本ワイルドライフアート協会/森からつづく道/

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愛媛県生物多様性普及推進フォーラム

2012.03.05 00:18|講演会等
DSCN2769s.jpg

昨日はあんなにお天気がよかったのに、午前中の城山探鳥例会は雨で中止…
そして午後からは愛媛大学で行われた
「愛媛県生物多様性普及推進フォーラム」に出席してきました。

今回は「内なる生物多様性」がテーマ。
これは人々の暮らしに内方されている多様な生き物とのつながりを表す言葉だそうで、
どうすれば日常的に地域の生物多様性を守れるか?という事をメインに
講演やパネルディスカッションが行われました。

13:30~フォーラム開始。

まず基調講演として京都大学教授の岩田明久氏が
「生物多様性と地域の分化~水産資源の持続的利用と希少種の保全」
というタイトルのもと、日本で希少な淡水魚であるアユモドキの保全について
ラオスと日本の文化・環境状況を比較しつつ講演してくださいました。
(とても興味深い講演でした。似たような内容が掲載されています→こちら

DSCN2756s.jpg

その後は、農林水産省・松山東高等学校・伊予銀行・愛媛生態系保全管理の方々による
事例発表や、工房夢ふうせん・もてなし開縁隊・こもねっとの方々による講演。

「生物多様性」という言葉はわかりにくいため、
暮らしの中から自分たちにできることを見つけていくのは困難です。
日常的にどうやって地域の生物多様性を守っていけばいいのか…?
それを少しでも解決するために、最後はパネルディスカッションが行われました。

パネラーは京都大学教授、おさかな館館長、伊予銀行、西条自然学校、
農家ウェブデザイナー、農林水産省、県自然保護課など。
いろいろな立場の方が参加され、幅広い目線で
地域の生物多様性について考えることができました。

DSCN2757s.jpg

ちなみに、フォーラムが始まる前には「事前アンケート」として
○好きな動植物     ○嫌いな動植物   ○減ったと思う動植物 
○増えたと思う動植物 ○100年後も残したい動植物 

の5項目について3つずつ答えるというアンケートがありました。
その結果はディスカッションの前にボードに貼り出され、どう議論に反映されるのかわくわく。
(付箋の1つ1つに参加者の記入した動植物の名前が書かれ、貼り出されています)

でも、時間が押していたせいなのか、結局アンケートの結果を貼り出しただけで
ディスカッションには何も反映されず、ちょっともったいなかったです…!

フォーラム全体としては生物多様性を普及しようという試みの元、
地域に根付いた企業や団体の講演があってよかったのですが、
3時間という時間に対して講演者が異常に多いように感じました。
(16:30までの予定でしたが、ディスカッションが始まったのが既に16:30で
全体的にとにかく慌ただしい感じでした…)

そのため、各発表の内容が大幅に省略されたり、質疑応答が1人だけしかできなかったり、
話を詰め込みすぎて本題が見えてこなかったり、ちょっと残念な点も目立ちました。
講演も一つ一つじっくりと聞きたかったし、
パネルディスカッションもせっかくあれだけの人が寄ったのだから
もう少しじっくり議論できたらいいのになーと思いました。

結局予定より1時間オーバーの17:30にフォーラム終了。
とにかく時間との闘い…という印象を受けましたが、
地域の生物多様性とどう向き合っていくか、どう普及させていくか…を
考えさせられた3時間+でした。

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コメント

No title

Yukaさん>ポストイットに書きだす…という形式は面白い試みだなと思ったので、今後活用されることを祈るばかりです。

私も、生物多様性についてしっかり勉強して行きます~!

No title

shinoさん>大量の付箋はきっとゴミになってしまうと思います…。
 最近はこういうポストイットに貼り出すやりかたが流行っているようです。せめてディスカッションに反映してー(涙)

No title

ヒヨ吉さん>あとで付箋の内容を1つ1つ見てみると、「100年後も残したい生き物」として「犬」や「猫」が多くてちょっと笑ってしまいました。これを見ると、もっと一般の人々に生物を知ってもらいたいなと感じます。

ヒヨ吉さんのおっしゃるように、「好き」「嫌い」からでは生物多様性は始まらないですよねー。事前アンケートで「好き」「嫌い」な生物を書くとき、すごく困りました…。知っている生物を3つあげよ。ならわかるのですが、一体どういう意図があったのか気になりますね。。。

これから愛媛県では年間100を超える生物多様性のワークショップを開催するようですが、一体どんな内容になるのか時々覗いてみようと思います。

私も、たくさんの人に自然の中に生きる生物の役割や暮らしを伝えられるように、しっかり勉強していきますね!

No title

ホワイトボードの付箋、魚の鱗のようで驚きました!
みなさんの真剣さが伝わってきます。
生物多様性の問題は広く深く、そして複雑に絡み合っていて、なかなか容易に解決できるものではありませんが、人間中心のエゴではなく、自然を敬う気持ちをベースに進めていきたいですね。
naoさんやmoeたちのこれからのパワーに希望を託したいです!

No title

日曜日も忙しく活動されているようですね。凡人の私は、あの大量の付箋がその後どうなるんだろう~と、写真を見ながら
そんなことの方が気になってしまいました。(笑)
しかもその表が、会の中で活用されなかったなんて・・・あーもったいな~い。

No title

「100年後も残したい生き物」という表現は新しいですね。

「残したい」という考え方が、個人的にはあまり好きな表現ではないですが、
「孫にも見せてあげたい生き物や風景」なんてのが、
生物多様性をいろんな人に実感してもらえそうな感じかな?と思いました。

人間にとって「好き」な生き物だけで成り立つ生態系に、多様性なんてないですから。。。

最近の生き物のテレビ番組は、例えばカラスが人に襲うという滅多に起きないシーンを繰り返し流して恐怖心をあおるような編集であったり、「かわいい」というだけであったり(歩くたびにピコピコ足音をさせるなど)、芸能人が動物園で生まれた赤ちゃんの生物を飼育するなんていう、本来の野生生物の生態、おもしろさ(興味深さ)、不思議さなどを純粋に伝える要素がほとんどないので、こういうディスカッションにいろんな人が聞きにきやすい雰囲気作りや広告が大事なのだろうなと思いました。

生き物を捉えていく場合、人間にとって「好き」「嫌い」ではなく、自然の中で対象としている生き物がどのような役割や暮らしているかを観ることから始まる生物多様性を、普及させたいですよね~。

おじさんの絵に、そんな力が備わるように頑張りますので、Naoちゃんもしっかり生き物のことを勉強してくださいね!

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