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みんなで考えよう!里地の生物多様性

EUAC 美術部
08 /25 2015
新しいチラシの作成を担当しました。
今回は描き下ろし14点を散りばめたものです。

サイエンスカフェチラシ最終(アウトライン化)

社会人になると、本当に絵を描く時間がなく、
1週間で入稿まで持っていくとなると、相当辛かったです。
本当は1つ1つ丁寧に、専門家のチェックを受けながら描きたかったのですが、
M先生からは「雰囲気が大事」と言われたので、限られた時間の中で頑張りました。
なので、今回はご愛嬌ということで…。

でもチラシが印刷されると、いろいろな専門家から
「ここの足の数が~」とか、
「この脚の配置は…」とか、
ものすごく突っ込まれるので、すごく悔しい~!!

時間ができたら、もう少し修正して描きこんであげたいですね。

というわけで、スーパーサイエンスカフェのお知らせです。

+++

みんなで考えよう 里地の生物多様性

人々が自然に働きかけ、耕作してきた里地には、その環境を利用して
多種多様な生きものたちが生息しています。ところが、里地は減少傾向をたどり、
生きものたちとともにあった、豊かな暮らし・伝統・風景が失われつつあります。

 このスーパーサイエンスカフェでは、
生きものたち、農業、さらに都市住民など多様な視点から里地の現状を知り、
次世代に豊かな里地を継承するために取り組むべきことを考えます。

第1回  9/19(土)田んぼの生きものは今・・・

【話題提供】

(1)里地の魚たち 【愛媛大学大学院理工学研究科 井上幹生】
(2)水田と水路の植物 【愛媛植物研究会会員 小沢 潤】
(3)里地に生きる昆虫と人との関わり 【日本半翅類学会会員 武智礼央】
(4)水田・水路の両生類 【NPO法人かわうそ復活プロジェクト 松田久司】

第2回  10/17(土)イノシシと人との関わりを見つめなおそう

【話題提供】

(1)イノシシと人間、その歴史的な視点から 【愛媛大学埋蔵文化財調査室 柴田昌児】
(2)中山間地のイノシシ被害の現状と背景 【愛媛大学農学部 武山絵美】
(3)シシ肉の活用とその課題 【しまなみイノシシ活用隊 渡邉秀典】

第3回  11/7(土)里地の在来生態系を保存するための新しい提案

【話題提供】
(1)お米を食べてダルマガエルを救おう 【ウエスコ(岡山市)齊藤光男】
(2)生きものに配慮した農業農村整備 【愛媛県農地整備課】
(3)生きものが復活できる水路整備の提案
              【NPO法人かわうそ復活プロジェクト 松田久司】
(4)放棄地を湛水により多様な生物の出現地へ 【愛媛大学農学部 中矢雄二】

+++

会 場:愛媛大学城北キャンパス(松山市道後樋又10-13) 
     総合情報メディアセンター
対 象:ご関心のある方ならどなたでも。お気軽にご参加ください。
定 員:50名
参加費:無料
主催:NPO森からつづく道 共催:愛媛大学女性未来育成センター
後援:愛媛県、愛媛新聞社

申し込み方法など、詳しくは以下へアクセスお願いします☆
http://morimichi.org/events.html
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コマドリ表紙

EUAC 美術部
04 /30 2015
コマドリ表紙担当しました。

2015年04月30日22時39分09秒0001
(折りたたんでしまっていたので、真ん中に線が入っちゃいました)

表紙はペン画が定番でしたが、
今回は伝統に逆らって(?)、着彩してから入稿しました。

もともとはこんな感じ。

締め切りぎりぎりだったので、
そこまで丁寧ではないのですが、
個人的に新しい挑戦ということもあって気に入ってます。

コマドリ表紙

仕事がハードなので、なかなか絵が描けませんが
GWには生き抜きに作品作りしたいです♪


新作☆ 

EUAC 美術部
11 /16 2014
ちょっとだけご報告です。

今年のジャパンバードフェスティバル2014で
日本ワイルドライフアート協会の展示が行われたのですが、
今回、会員として初出展してきました。

PB162750s_20141116225403ce6.jpg

時間がなかったのと、搬入の関係で
今回はF6号という小さめのサイズでカササギを描きました。
(今思えば、中途半端なサイズだった…)

PB022624.jpg

個人的にはもっともっと描き込みたかったのですが、
いろいろな方から今後に向けてのアドバイスを頂き、
次なる目標が見えてきました。

来年も出展できるように頑張ります。



卒論調査あれこれ

調査記録
09 /20 2014
水曜日、調査のため
大学の船で忽那諸島を巡ってきました。

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忽那諸島は30島以上の無人島と9個の有人島から成り立っています。
今回は小さな無人島の周囲を船で回って、
おおまかな植生を把握するという調査を行いました。

とはいえ、私は植生の判断ができないので、
双眼鏡で島を見ただけで、
何の植物が生えているのかだいたいわかるという
植物専門の先生に同行していただきました。

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ひたすら島をまわりつづけ…
朝9時出航で、終わったのは15時でした。
1つ1つ島の周囲を回ってくださった船長さんとみなさんに感謝です。

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++++

そして今日は、ウチヤマセンニュウの調査のため
いつもの島に行ってきました。

今日に限って日差しがきついです。

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今回はウチヤマセンニュウの巣を見つけることが目的。
できれば2~3個は見つけたいところです。

P1140150.jpg

でも、必死で4時間やぶこぎを続けましたが、
1巣も見つけられませんでした…。

ウチヤマの巣探し、なかなかハードです。

今年の3月に1巣は見つけているので
データとしてはなんとかなりそうなのですが、
あれは本当に奇跡の1巣だったんだな…と思いました。

調査終了後は研究室で反省会でした(汗)

松山城山探鳥例会9月

探鳥会参加レポ
09 /16 2014
関東から戻りました。
まずは、7日に行われた松山城山探鳥会のご報告から。

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まだまだ暑いです。

前半はツクツクボウシの鳴き声ばかりで、
途中でキジバトを見たり、
ロープウェイ乗り場でコゲラを見たりしながら、
いつもより早足で進みます。

途中、素敵な出会いもありました↓

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ただ、イモムシが本当に嫌い&苦手なAさんが
まともに視界に入れてしまい、ぎゃーー!!と飛び上がって逃げていくのを
私は目撃してしまいました…。(見ることすらも無理だそうです)

苦手な人には気持ち悪く見えるんですよねー…。

暑いので鳥も夏休みかなと話していたのですが、
途中の林にエゾビタキがいて盛り上がりました。

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はじめはコサメビタキかと思いましたが、
梶の木のよく見える枝に止まってくれたのでしっかりと観察することができ、
胸の斑からエゾビタキと判明しました!

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2羽いたようで30分程度時間をかけて観察。

種類は特定できませんでしたが
同じ場所でムシクイの姿も見る事ができました。


観察した鳥 11 種 参加者36名(初参加者2名、会員22名)
カワウ1 キジバト4 コゲラ4 ヒヨドリ5 エゾビタキ2
 ヤマガラ10+ シジュウカラ4 メジロ10+ スズメ8
ハシボソガラス4 ハシブトガラス5 ムシクイ類SP.

*******************
次回 10月5日(日) 8:30~11:00
    県庁横西登山口 集合
    雨天中止
*******************

西条自然学校 夜の学校その119

西条自然学校(82回~)
08 /21 2014
前回は「ヤムシのお話」が行われましたが、
今回もマイナーいきものシリーズ!

P8202225b

西条自然学校 夜の学校その119
「ヨコエビのお話」 が行われました。

講師は西条自然学校スタッフの光澤さんです。

ヨコエビは節足動物門、軟甲綱、端脚目に属する生き物。
名前に「エビ」とついていますが、実は…!?

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ヨコエビをよく知る人にイメージを聞くと、
「マイナー」や「難しい」という答えが返ってくるそうです。
(10名にアンケートを実施)

ヨコエビ=「難しい」 とはなんとも不思議。

これは、図鑑が少ないので同定に苦労することや、
小型で分類が混乱していることなどから
難しいというイメージが定着してしまったようです。

でも一般の人からすれば、
そもそもヨコエビって何!?という感じですよね。

そんなマイナーな生き物ですが、
「ヨコエビに研究者の”アイ”を ~同定ガイドブックの作成事例~」
というポスター発表が2011年の生態学会で行われ、
現在は東京湾生態系研究センターのHPで
ガイドブックが公開されているとのことです。
http://marine1.bio.sci.toho-u.ac.jp/tokyobay/gammaridea_guide/index.html

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後半は実際に生きたヨコエビを配布していただき、
ルーペで観察しながらの講座となりました。

海の生き物に接する機会はないので、
生きたヨコエビを見たのは初めて。
写真で見たときには、あまり思わなかったのですが
瓶の中でふわふわ泳いでいるのを見ると、なんだか可愛いです。

ルーペで観察すると、種類ごとの違いがよくわかります!

そして最後に、
結局エビなの?エビじゃないの…?という疑問を解決。

ヨコエビは「エビ」ではないんです!
ざっと言えば、エビと違う点は以下のとおり。
1、固着目(目はくっついている)
2、小さい(ヨコエビは10mm以下がほとんど)
3、体節(エビは頭胸甲がある)
4、直達発生(変態をせず成体になる)

ヨコエビについて聞かれたら、
「エビじゃないよ!」と自信を持って回答してください。とのことでした。

ヨコエビは西条自然学校のTシャツにもデザインされています。
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今回は小田深山のネイチャーキャンプで出会った
小学生の男の子たちも参加してくれて、
質問もたくさんしてくれました♪

ところで、ネットでヨコエビについて調べていたら、
大阪市立自然史博物館でヨコエビのイラストが描かれた
バンダナが販売されていると知りました!
これはすごい~!!

リンク先、真ん中あたりに写真があります↓
「ヨコエビがえし」
http://yokoebi-gaeshi.blogspot.jp/2013/08/8.html

次回は第二水曜日になりますが、
月と月食のお話です♪

****************************
次回
302.jpg
Photo by 西条自然学校

 夜の学校その120
「月と月食の話」
2014. 09.10 19:00~20:00 *第二水曜日です
講師:今川義康
場所:西条市総合文化会館 視聴覚室
参加費:300円 *申込不要 *お茶とお菓子があります。
問い合わせ:080-5667-5134 (西条自然学校)

****************************

干潟の合宿も9月に企画しておりますので、
ぜひぜひご参加ください♪
http://saijo-shizen.org/kansatsukai.html

*参加者には特典として、ヨコエビのロゴつきトートバッグをプレゼント!


干潟合宿 2014 ―干潟のプロと過ごす3日間― のお知らせ

西条自然学校(82回~)
08 /11 2014
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「干潟合宿 2014―干潟のプロと過ごす3日間―
in 愛媛県西条市 加茂川河口」 のお知らせです!

干潟のプロと一緒に、生き物たちを見る眼を養いましょう。
日時:9月8日(月)~10日(水)
講師:佐藤正典(鹿児島大学 教授)、伊谷行(高知大学 准教授)
場所:加茂川河口、石鎚ふれあいの里
定員:15名程度
参加費:18,500円/1人
申込み方法・詳細 http://saijo-shizen.org/kansatsukai.html

3日間、干潟でいろいろなことを学べます!

お仕事をされている方は平日なので参加しにくいかもしれないのですが、
情報によると、途中参加もOK…になるかもしれないので
詳しくはお問い合わせください。

興味のある方、ぜひご参加くださいね!

水辺の国勢調査…重信川

調査記録
07 /30 2014
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月曜日、重信川の水辺の国勢調査に参加してきました。

朝5時頃から18時まで、重信川の決められた位置に座って
利用者の数や利用状況を調べる調査です。

基本的に6時~18時までの2時間おきに定点調査があり、
14時からは歩きながら人数をカウントする調査が入ります。

この調査は全国一斉で定期的に行われているのですが、
以前、調査に参加した後輩から
「本当につらい調査なんです…」と聞いていたので覚悟して挑みました。

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5時に調査地点に到着。
「ベンチがあると思うから、そこに座って待機すればいいよ」
と言われていたのですが、
行ってみると座る部分が完全に破壊されていて座れませんでした。。。

仕方がないので、橋の下にレジャーシートをひいて待つことに。

一応、「環境調査中」という腕章をつけてはいるのですが、
こんな朝から橋の下に座っている人…これは完全な不審者!!

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橋の下なので思っていたより暑くはなかったのですが、
定点調査の待ち時間が本当に長い…。
何もせずにただ待つ…というのは本当に辛いですね。

前日に石鎚山に行っていたこともあって、ね、眠い…。
でも、一応調査中なのでこんなところで寝るわけにもいかないし、
ちょっと寝ていたとしても、かなり目立って恥ずかしいので、
そんなことできません~。

折角なので、双眼鏡やスケッチブックを持っていって
ひたすらスケッチしてました。

14時からは、歩きながら利用人数をカウントします。

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私は9k-12kの3キロを歩いて調査することになっており、
ひたすら暑さに耐えながら歩きます。。。

距離標が200mごとに設置されているのですが、
あと○○mも歩かないといけないのか…
という気持ちになり逆に辛いです。

時間はたっぷりあるので、6キロを2時間かけて歩き
16時の定点調査に間に合うように戻りました。

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18時、最後の定点調査終了!

それぞれ調査地点によってベンチがあったり、影がなかったり…
過酷度が違うので、他の人がどうやって1日を乗り切ったのか
という話で盛り上がりました。

ただ、金曜日のオオヨシキリ調査よりはマシだった!という意見が多かったような…

調査終了後は研究室のみんなとお疲れ会をしました。
次の国勢調査は11月と1月にあるそうです。
冬は冬で寒そう~。

石鎚山探鳥会

探鳥会参加レポ
07 /28 2014
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日曜日、ヒヨ吉さんと一緒に石鎚山の探鳥会に参加しました。

石鎚山は、四国山地西部に位置する標高1,982mの山で、
今回は8時に土小屋に集合して周辺で鳥見をします。

天気予報では午後から雨になっており、
集合したときには既に怪しいお天気…。

山頂まで行く予定ではないので、
行けるところまで行って、早めに解散しよう。ということで出発!

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歩き始めて数分後、ざーっと雨の降る音が…。
雨は降ったり止んだりを繰りかえします。

それでも、途中でゴジュウカラを観察したり、
ヒガラやコガラの声を聞いたりしながら歩いていると
お目当てのコマドリの声もバッチリ聞こえ始め
みなさんのテンションが一気に上がります。

講師の方は鳥だけでなく、植物の話もたくさんしてくださいました。
前回、石鎚山のポスターに掲載する植物の絵を描いたときは
標本しか見られなかったので、ここで実物が見られて感動!
(本当は実物を見てからスケッチし、入稿できたらベストなんですけどね)

ただ、ブヨが本当に多くて立ち止まることができず、
じっくり植物を観察することはできなかったので残念。

2時間ほど歩き、山頂手前の鳥居で休憩。

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この時点で雨が微妙に降っていたので
ここで引き返すか、折角なので山頂山荘まで行くか…悩みましたが
参加者は皆、まだまだ行ける!とのことでしたので
頑張って行ってみることに。

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雨で足元が滑りやすくなっていたので
注意しながら登ります。

鳥居からは探鳥メインというより、山頂に行くことがメインとなっていましたが
ルリビタキやメボソムシクイがよく鳴いていました。

そして、ついに弥山山頂に到着です!
でも霧で真っ白で何も見えません(笑)

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↑こちらは頂上社と神札授与所。
雨と風が強くなってきたので、ひとまず頂上山荘の中に避難。

お天気もかなり悪くなってきたので、
山頂部の最高峰である天狗岳までは行きませんでしたが、
当初は頂上社まで来る予定ではなかったので、
みんな山荘まで来れて嬉しそうでした。

お昼ごはんを食べて12時頃に下山開始。
雨にもかかわらず、まだまだ登ってくる人がたくさんいて驚きました。

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下山時はちょっとハイペースで降りたので
途中で、膝が笑う~!
今までこんなこと一度もなかったので、ちょっとびっくり。

半分くらい下山した頃に晴れ始め、
登るときには見えなかった石鎚山頂も見えるようになりました。

14時には鳥合わせを終えて、土小屋で解散です。

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その後はヒヨ吉さんと面河山岳博物館に行きました!

ずーっと前からここの博物館に来たいと思っていたのですが
場所が場所だけに1人では来れなかったので、やっと来ることができました。

そして、ここで現在開催されているのが
「ホネものがたり」という特別展。

写真撮影OKとのことで、中はこんな感じです。

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哺乳類、鳥類、魚類、両生類、爬虫類…などのホネが展示されており、
小スペースながらも、充実しています!

この日は学芸員のYさんがいらっしゃり、
この特別展を開くまでの苦労や今後について
いろいろお話をお聞きすることができました。

15時に入館して、閉館時間までじっくり展示物を見ました。
最後は蛍の光が鳴りはじめた~と、ちょっと急ぎ足。。。

そして本日のお土産がこちら。

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カエルの骨をデザインしたトートバッグ!

初めて石鎚山頂付近まで行き、コマドリの声を聞き、
面河山岳博物館に行き…
と初めての経験をたくさんすることができました。

特にヒヨ吉さんとご一緒できたことで、楽しさ倍増!
充実した新鮮な1日で、日ごろのストレスをしっかりと解消できました♪

++++++

7月27日(日)石鎚山探鳥会
参加者11名
鳥合わせ 14+1種 
ホトトギス1 コゲラ1 キセキレイ1 コマドリ5+ ルリビタキ10+ オオルリ1 ウグイス10+ メボソムシクイ3+ コガラ2+ ヒガラ20+ 
ヤマガラ1 ゴジュウカラ1+ ハシブトガラス1+ 
ソウシチョウ7+(群れ)

+++++++

オオヨシキリの巣を探して…重信砂漠

調査記録
07 /25 2014
猛暑が続いていますね。
24日には愛媛県新居浜市で37.0度が記録されたとか…。

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そんな中、今日は調査会社のアルバイトで
研究室の先輩方とオオヨシキリの巣探しに行ってきました。

調査地は…

日陰もなく、ただジリジリと焼かれるのを待つだけの
研究室内でもっとも夏場に調査に行きたくないと言われる

「重信砂漠」です。

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オオヨシキリはヨシ原に営巣する鳥。
巣探しは必然的にヨシ原の「中」に入らなければいけません。

まずは人工的に再生したヨシ原の中で巣探し。
ひたすらヨシ原をかき分けて巣を探します。

ヨシ原の中は全く風が通らないし、
上からジリジリ太陽が照りつづけるし、
ヨシで手は切るし…
おまけにヨシ原のせいか、鼻がムズムズ…

開始10分で過酷な調査であることを、感じさせられました。

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さらに、ヨシは背が高いので中に入ってしまうと、
誰がどこにいるのか全くわからなくなってしまいます。

ガサガサという音と気配で他の人の位置は
なんとなくわかるのですが、

そのうち、自分の進んでいる方向も出口もわからないという
微パニックになりそう…。

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(ヨシ原内部で、私の目線で撮影した写真)

シュワちゃん主演の映画「ラストスタンド(2013)」のラストシーンで
主人公のシュワちゃんと悪役が
コーン畑で相手の気配を頼りに追いかけっこをする場面があるのですが、
巣探しをしながら、きっとこんな感じだったんだろう…と一人で思ってました。
(↑映画を見た人にしかわからない説明)

オオヨシキリの巣は予想以上にたくさん見つかりました。

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先輩がハチに刺されるというハプニングがありましたが、
午前中に再生ヨシ原の2地点が終わり、
最後は中州にあるヨシ原を探すことになりました。

この調子なら、予定よりも早く終わるかも…!と期待。

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そして、私は人生初のウェーダーデビューを果たしました!

3つめの調査地点は自然のヨシ原で、
昨年度の調査では数個の巣が見つかっています。

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(あれ、なんかすごい場所だ…)

しかし、再生されたヨシ原とは違い、自然のままのヨシ原は
密度が高く、いろいろな草が生えていて進行が困難です。

最初の2箇所はすぐに巣が見つかったけど、
この場所ではいくら探しても全く見つかりません。

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せめて1個だけでも見つけたい!とみんな必死で探します。
(巣を1個でも見つけないと、なんだか帰れない空気…)

気温はどんどん上がり、体力的にも限界になってきて
もう巣なんてないんじゃ…とみんなが諦めかけたその時

「あったぁああああ!!!」

と、調査会社の人の声。
本当にこの瞬間、嬉しかったです。
(全員が心の中で「やっと帰れる…」と思ったはず。)

朝8時から調査を始めて、15時には終了。
予定より1時間早く終わりました。

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今回は本当に過酷な調査でした。
ウェーダーを使うため、ジャージで調査に行っていたのですが、
ヨシが足に刺さって、足が荒れて赤い斑点だらけになりました。

最高気温が35度の日々になると、一歩も外に出たくない!と
引きこもる派なのですが、調査になると頑張れるものですね。

月曜日は別の調査で朝5時頃から
この重信砂漠で1日中過ごさなくてはなりません。ああ、恐ろしや…。

今日は熱中症で搬送された人が全国で1100人を超えたらしいですね。
みなさも、熱中症には注意してくださいね!


城山探鳥例会 2014年7月

探鳥会参加レポ
07 /06 2014
今日は7月の城山探鳥例会が開催されました。

少し蒸し暑く、小雨がぱらぱらと降っていたのですが
どんどん参加者が集まり、最終的には35名にもなりました。

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そして今回は北海道から帰省したTさんが
久しぶりに探鳥会に参加され、盛り上がりました!

Tさんは中学生の時から城山探鳥会の常連さんで、
今は北海道の西興部(にしおこっぺ)村で働いている方です。

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西興部村は冬は−30度にもなる過酷な地域…。
そこで子供たちに自然観察のガイドをしたり、
水泳教室や茶道教室をしたり、
ときにはクマに遭遇したりながら
かなりいろいろな活動をされているようです。

いろいろな話をお聞きしながらの探鳥となりました。

メジロ、ヒヨドリ、ヤマガラ、スズメなど
常連の鳥たちを観察しながら上っていると
天守閣の裏ではニイニイゼミ、アブラゼミの抜け殻を発見。

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本体はいないかな~と探していると発見!
そろそろセミの季節ですね。

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数ヶ月前に大規模な伐採があった場所は
明るくなったため、いろいろな植物が生えてきています。
こういった変化を感じることも大切ですね。

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あまり鳥が出ないので、
今回は草笛で遊んだり(Tさんが子供たちに教えていました)

アリの観察をしたり、

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ダンゴムシの足は何対かみんなで数えたり

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カラスビシャクなどの植物を観察したり

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虫・鳥・植物と
とにかくいろいろなものを観察しました。

城山はヤブ蚊が多いので長袖長ズボンが必須です。
来月は暑いでしょうね〜。

終盤では雨が強くなり、早めに鳥あわせをして解散となりました。

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参加者35名(うち会員21名 初参加者3名)
見られた鳥 15+1種

キジバト5 カワセミ1 アオゲラ1 コゲラ6 ツバメ6
ヒヨドリ5+ ウグイス3 キビタキ3 ヤマガラ20+ 
シジュウカラ1メジロ20+ スズメ50+ ムクドリ6 
ハシボソガラス6 ハシブトガラス2 
タカsp.1 カワラバト3

*******************
次回 8月2日(土) 8:30~11:00
    県庁横西登山口 集合
    雨天中止
*******************

イラストのお仕事

EUAC 美術部
06 /25 2014
いろいろと一斉更新してしまいました。
(次はいつ更新できるかわからないので…)

4月にセキ印刷から依頼を受けてイラストを描いた
mont-bell提携の石鎚山のPRポスターが完成しました!

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4月下旬に依頼され、5日間で植物の絵を10枚仕上げました。
そのときの様子がこちら↓
http://toritamadiary.blog10.fc2.com/blog-entry-1446.html

しかし、入稿した後もデザインの関係で
追加で建物のカットを描いたり、書き直しが何度かあったり…いろいろ大変でした。
(特に建物系は本当に苦手なので困りました)

下書き→清書の流れが、自作のトレース台では限界だったので、
ついにトレース台も購入して頑張りました。
あまりにも時間がなさすぎて、研究室で清書していたこともあった気が…。

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自分の描いたものがポスターになって、
いろいろなところに貼られるなんてとっても嬉しいです。
B2のポスターで、全国の郵便局などに掲示されるそうです。

モニ1000調査 上林 201405

調査記録
05 /17 2014
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今日はモニ1000調査で、朝から上林に行ってきました。

最近ちょっと体調が優れない日が続いていたのですが、
調査となるとスッキリ早起きができるので不思議です。

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日の出が5時7分だったので、それに合わせて調査スタート。
いつもは3人で調査をするのですが、今回は2人だけで行うことになり
復路では私が一人で調査をすることになりました。

1人で調査を行うのはそうないことなので、わくわく (責任重大だけど…)

調査の途中で野良犬に遭遇し、襲われたりしないかな…と思っていると
横からサルが出てきてビックリ。

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(これは野良犬)

そして、サルを目で追っていると
農家の方とその後をついてくる野生の猫が現れました…。

いろいろな動物の出現にちょっと驚いていると、
林の中からケッケッという不思議な声が。
農家の方と会話をしながら林の中を見ていると、なにやら怪しい陰がチラチラ…。

最初はよく解からなかったのですが、
大きくて…黒くて…キツツキっぽくて…そして頭が赤くて……え、え??

一瞬、アオゲラと見間違えているのではないかとも思いましたが
どうみても、オオアカゲラです。

でも、ここ上林のモニ1000調査で繁殖期にオオアカゲラを記録したことはなく、
私一人しか見ていないので、これはもしかしたら信じてもらえないかも…と思い
必死で写真を撮りました(笑)

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ブレブレの写真ですが、オオアカゲラの特徴がちゃんと撮れたので一安心。
この写真のおかげでもう一人の調査者にも納得してもらえたました。

(でもオオアカゲラの出現に動揺しすぎて、
 聞こえるはずのアオバトの声が聞こえていなかったみたい…)

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調査終了後はヘビの死体を観察して帰りました。(何蛇…?)
(ちなみに、調査途中でアカハライモリの干からびた死骸も発見)

今日は朝からいろいろな鳥や動物と出会い、素敵な朝でした。

月曜日からはウチヤマセンニュウの調査(超早朝)
→個別ゼミの論文発表→ヒロヤのバイト→愛大ミュージアム特別展のバイト→
西条自然学校→実家に帰省→教育実習 

と久々に毎日行事が目白押しです。ひぃぃぃぃ…。

イベントが多いのでブログもいろいろと更新したいなと思います。

*愛媛大学ミュージアムでは現在「中生代の生物世界展」を開催しています。
自分が色を塗った恐竜を3Dにして、一緒に記念撮影できるブースがありますので、
ぜひ親子でお越しください~。
http://www.museum.ehime-u.ac.jp/pdf/top_a.pdf



しまのわ2014 缶バッジ

EUAC 美術部
05 /14 2014
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去年、大三島の自然を守る会の方から
バッジのデザインを依頼されたのですが、
ついに完成したとのことで、
「しまのわ2014の缶バッジ」をいただきました。

中心の花は「ササユリ」です。
大三島の自然を守る会の方に喜んでいただけて嬉しいです。

直径は5.5cmと少し大きくて存在感のある缶バッジです。



そして、日曜日はNPO森からつづく道の祝1周年の総会&懇親会が行われました。
総会には10代~60代までの幅広い年齢層の会員が集まり、
懇親会では今年からアクティブレンジャーになった同い年の女性の方とも
お話ができました♪

さらに、最近もりみち事務所で飼育されはじめた
ザリガニのザリ子に会い、なんだかとっても癒されました。

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(写真:もりみちのブログよりhttp://morimichi.org/blog/"> http://morimichi.org/blog/ )
ザリガニってこんなに可愛かったっけ…?

生きもんマスター夏号も無事に入稿を終え、一安心。

そして、ヒロヤカフェサークルのバナーが新しくなりました!


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制作時、バイト先のパソコン(win)が使えなくなってmacに変わり、
AdobeのIllustratorではなく、
Bohemian Codingの「Sketch」を急遽使うことになりました。
最初は大丈夫かな…という感じだったのですが、
ようやくバナーができました。よかったー。

sketchにはまだまだ馴れませんが、
こうして、いろいろなソフトを触らせて貰えるのでいい修行になります。

5月はウチヤマセンニュウの調査、個別ゼミでの論文発表、就職活動、
教育実習…と大きなイベントがあってちょっとバタバタしています。

毎日帰るのが遅いので、ヨウちゃんはちょっとご機嫌斜め。

写真

でも今日は研究室の先生が、またヨウちゃん用に新しいエサを買ってくださり、
(ひまわりの種とかドライフルーツがいっぱい入ってるやつ)
ヨウちゃん、今日はとっても喜んでいました 笑

ソウシチョウ出現!5月城山探鳥例会

探鳥会参加レポ
05 /04 2014
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ゴールデンウィークのまっただ中、
5月の城山探鳥例会が行われました。

集合場所でカワセミの姿をちらっと見てからのスタート。

はじめはウグイスの声を聞いたり、
キビタキの声をたよりに姿を探しながら歩きますが、
やはりなかなか姿を見せてくれません。

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ヤマガラやメジロもよく鳴き、姿もちらちら見せてくれます。

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途中、マムシグサや

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カラスの巣も皆さんと観察。

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さらに、ヤマモモも試食♪

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そして、キビタキの声を聞いていると
何やらキビタキではない変な鳴き声の鳥が…。

ぐぜりでもなく、オオルリでもないような奇妙な声ですが、
はっきりとさえずってくれないので、よくわかりません。

みんなでもやもやしながら、姿を探していると


「あ!姿見えた!!」


その正体は ソウシチョウでした。
城山でソウシチョウが確認されたのはこれが初めてです。
ついにここまで来たか…という感じ。

くちばしが赤くて黄色くてかわいいんですけど
みなさん、なんだか複雑な気持ち…。

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最後、エナガを見ているとコサメビタキが一緒に見られ、
スコープでじっくり観察しました。(かわいかった~)

参加者 36名 初参加者2名
見られた鳥 20種+2種
キジバト6 カワセミ1 アオゲラ1 コゲラ2 ツバメ10+ 
ヒヨドリ5+ シロハラ1 ヤブサメ2 ウグイス3 
センダイムシクイ1 コサメビタキ1 キビタキ3 エナガ15+
ヤマガラ10+ シジュウカラ3+ メジロ30+ カワラヒワ2 
スズメ20+ ハシボソガラス8 ハシブトガラス4 
ムシクイ類sp.1 カワラバト3 ソウシチョウ1

Nao

出版社勤務後、愛媛で絵を描きながらヨウムと田舎スローライフ満喫中。自然系デザイナー。ブログと本家は2004年~継続中☆所属:日本野鳥の会愛媛/日本ワイルドライフアート協会/森からつづく道/