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Nao

Author:Nao
愛媛で絵を描きつつのんびりと暮らしてます。出版社勤務。ブログは今年で11年目☆JAWLAS所属の鳥好き。

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西条自然学校 夜の学校その119

2014.08.21 00:47|西条自然学校(82回~)
前回は「ヤムシのお話」が行われましたが、
今回もマイナーいきものシリーズ!

P8202225b

西条自然学校 夜の学校その119
「ヨコエビのお話」 が行われました。

講師は西条自然学校スタッフの光澤さんです。

ヨコエビは節足動物門、軟甲綱、端脚目に属する生き物。
名前に「エビ」とついていますが、実は…!?

P8202222a.jpg

ヨコエビをよく知る人にイメージを聞くと、
「マイナー」や「難しい」という答えが返ってくるそうです。
(10名にアンケートを実施)

ヨコエビ=「難しい」 とはなんとも不思議。

これは、図鑑が少ないので同定に苦労することや、
小型で分類が混乱していることなどから
難しいというイメージが定着してしまったようです。

でも一般の人からすれば、
そもそもヨコエビって何!?という感じですよね。

そんなマイナーな生き物ですが、
「ヨコエビに研究者の”アイ”を ~同定ガイドブックの作成事例~」
というポスター発表が2011年の生態学会で行われ、
現在は東京湾生態系研究センターのHPで
ガイドブックが公開されているとのことです。
http://marine1.bio.sci.toho-u.ac.jp/tokyobay/gammaridea_guide/index.html

P8202223a.jpg

後半は実際に生きたヨコエビを配布していただき、
ルーペで観察しながらの講座となりました。

海の生き物に接する機会はないので、
生きたヨコエビを見たのは初めて。
写真で見たときには、あまり思わなかったのですが
瓶の中でふわふわ泳いでいるのを見ると、なんだか可愛いです。

ルーペで観察すると、種類ごとの違いがよくわかります!

そして最後に、
結局エビなの?エビじゃないの…?という疑問を解決。

ヨコエビは「エビ」ではないんです!
ざっと言えば、エビと違う点は以下のとおり。
1、固着目(目はくっついている)
2、小さい(ヨコエビは10mm以下がほとんど)
3、体節(エビは頭胸甲がある)
4、直達発生(変態をせず成体になる)

ヨコエビについて聞かれたら、
「エビじゃないよ!」と自信を持って回答してください。とのことでした。

ヨコエビは西条自然学校のTシャツにもデザインされています。
P8202225a.jpg

今回は小田深山のネイチャーキャンプで出会った
小学生の男の子たちも参加してくれて、
質問もたくさんしてくれました♪

ところで、ネットでヨコエビについて調べていたら、
大阪市立自然史博物館でヨコエビのイラストが描かれた
バンダナが販売されていると知りました!
これはすごい~!!

リンク先、真ん中あたりに写真があります↓
「ヨコエビがえし」
http://yokoebi-gaeshi.blogspot.jp/2013/08/8.html

次回は第二水曜日になりますが、
月と月食のお話です♪

****************************
次回
302.jpg
Photo by 西条自然学校

 夜の学校その120
「月と月食の話」
2014. 09.10 19:00~20:00 *第二水曜日です
講師:今川義康
場所:西条市総合文化会館 視聴覚室
参加費:300円 *申込不要 *お茶とお菓子があります。
問い合わせ:080-5667-5134 (西条自然学校)

****************************

干潟の合宿も9月に企画しておりますので、
ぜひぜひご参加ください♪
http://saijo-shizen.org/kansatsukai.html

*参加者には特典として、ヨコエビのロゴつきトートバッグをプレゼント!


干潟合宿 2014 ―干潟のプロと過ごす3日間― のお知らせ

2014.08.11 23:32|西条自然学校(82回~)
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「干潟合宿 2014―干潟のプロと過ごす3日間―
in 愛媛県西条市 加茂川河口」 のお知らせです!

干潟のプロと一緒に、生き物たちを見る眼を養いましょう。
日時:9月8日(月)~10日(水)
講師:佐藤正典(鹿児島大学 教授)、伊谷行(高知大学 准教授)
場所:加茂川河口、石鎚ふれあいの里
定員:15名程度
参加費:18,500円/1人
申込み方法・詳細 http://saijo-shizen.org/kansatsukai.html

3日間、干潟でいろいろなことを学べます!

お仕事をされている方は平日なので参加しにくいかもしれないのですが、
情報によると、途中参加もOK…になるかもしれないので
詳しくはお問い合わせください。

興味のある方、ぜひご参加くださいね!

西条自然学校 夜の学校 その113

2014.02.20 11:37|西条自然学校(82回~)
先月の西条自然学校の報告ができていないままでした…。

第112回はトンボの図鑑を書かれた
久松さんによる「トンボのお話」でした。

P1221341.jpg

112回の内容ですが、自然学校のスタッフの方が
facebookにまとめを書かれていたので、
こちらをお読みください!

西条自然学校facebook

+++

そして、昨日の113回は
「私の調査地、インドネシア・スラウェシ島」というお話でした。
講師は神戸大学大学院農学研究科昆虫多様性生態学研究室の小川さん。

小川さんはスラウェシ島で、デオキノコムシ亜科を用いた
生物地理学的起源の解明をテーマに研究をされている方です。

でも、デオキノコムシって何!?

aDSCN9985.jpg

小川さんによると…
尾が出ている(デオ)、キノコを食べる虫(キノコムシ)なんだそうです。

今回はデオキノコムシの説明というより、
スラウェシ島のお話や調査の様子がメインで
たくさんの写真と共に楽しいお話を聞かせていただきました。

aDSCN9990.jpg

ただ、スラウェシ島での調査はかなり過酷なもののようで…

山に登って昆虫採集を行うそうなのですが、
雨季はかなりの頻度で雨降るので、毎日濡れた服を着続けなくてはならないことや
ヒルが大量発生してつらいこと…などなど裏話(?)もお聞きしました。

ただ、サイチョウやインコ・オウムもたくさん見られるそうで
そこだけは羨ましいです!←

インドネシアのお金も見せてもらいました。

aDSCN9983.jpg

一体なんの鳥だろう…

aDSCN9978.jpg

スライドは写真中心のもので、
スラウェシ島での生活の様子がすごく伝わってきました。

小川さんはまたすぐにスラウェシ島に行くそうです。
お気をつけて~。


そして、最後になりましたが…

西条自然学校は第10回三浦保環境賞で大賞に選ばれました!
この賞は県内で長年環境活動に取り組んでいる個人や団体を表彰するものです。

aDSCN9964.jpg

西条自然学校も10年目を迎えました。
今後とも西条自然学校をよろしくお願いします♪

+++

次回

◆第114回 夜の学校「カワウのお話」
◆開催日: 2014年3月26日(水) 19:00~20:00
◆場  所: 西条市総合文化会館 視聴覚室
◆参加費: 100円 
      *申込不要
      *お茶とお菓子があります。
◆問い合わせ:080-5667-5134(西条自然学校)    

+++

愛媛の自然誌ポスター発表会

2013.12.22 01:26|西条自然学校(82回~)
PC210803s.jpg

12月21日(土)10:00~17:00の間、
愛媛大学大学会館3Fで
「愛媛の自然誌ポスター発表会」が行われました。

これは愛媛(四国)の自然について高校生から研究者まで
自然に係る方々が一同に会し、
研究成果や活動の内容を紹介する会です。

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ポスターは全部で48枚、
そして面河山岳博物館からシカについてのパネル十数枚が加わりました。
植物から哺乳類、鳥類、昆虫…などなど幅広い分野が集まっています。

今回は高知県の小学生が「遠山の植物」「遠山の動物」という
ポスターを2枚展示していて驚きました。

コアタイムは設けていないので、
発表者が時間を見つけて発表し、
そこにいる人たちが聞くというスタイルです。

PC210848ss.jpg

そして、今回会場をもっとも賑わせていたのが、
海洋堂のカプセルQミュージアム(ガチャガチャ)

みなさん最初は遠慮しているのですが、
参加者の皆さんは動植物がとーっても好きな人ばかりなので、
受付前にスタッフが出したフィギュアを並べておくと
つられてどんどんやっていました。

PC211036s.jpg
(学生スタッフが出したフィギュアは机の上に並べて見せびらかす↑)

今回は日本の動物シリーズで、
四国の生き物、東北の生き物、東京の生き物、沖縄の生き物の
4つのボックスが設置されています。
1回300円ですが、質が高いのでついついやってしまうんですよねー。

一番人気なのは四国の動物編。
こんな感じです。


http://www.kaiyodo.co.jp/kaiyodo_HB/TK_topics/candy/cupsul/museum/animal4/animal4.html


PC211062s.jpg

さらに、このガチャガチャは懇親会の会場にも登場。
換金コーナーも設けられ、大人たちは自分の欲しいものを出すために必死!

最初はいいや…と遠巻きに見ていた人も
あまりに白熱しているので、最後は輪に加わっていました。

このガチャガチャがあることによって
全く知らない人と気軽に交流ができたり、
生き物の話しで盛り上がったりすることができ、
生き物ガチャは人と人をつなぐ、すごい力を持っていると感じました(笑)

IMG_7920.jpg

ちなみに、今回私は鳥シリーズを揃えることに成功。

ポスター発表会の内容はとても充実していて
四国で自然に関する研究をしているいろいろな方とお会いすることができ
非常にいい一日でした。

今回私は何も発表しなかったのですが
また数年後に同じ企画ができれば、ぜひ発表したいと思います♪

自然観察指導員講習会in愛媛

2013.11.17 21:20|自然関係報告
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11月16・17日に
第482回NACS-J自然観察指導員講習会in愛媛が
休暇村瀬戸内東予で行われました。

NACS-Jとは日本自然保護協会のことで、
1978年から自然観察指導員の養成講習会を日本各地で開催しています。
愛媛県で講習会が行われるのはなんと17年ぶり!

私も友人と一緒に講習会に参加しました。

DSCN9639s.jpg

参加者は60名を超え、県外の方もいらっしゃいました。

1日目はまず初めに野外実習が行われ、森の見方を学びます。
スケッチブックを持って、まず最初に遠くから森をスケッチし、
スケッチしたものを他人と共有。
それから、だんだん森に近づいて内部を観察していくというものでした。

DSCN9650s.jpg

基本的に植物の名前を解説したり、
専門用語を使うことはほとんどありません。

まずはみんなで対象物を観察をして、
どんな様子か、なぜそうなっているのかを考えて行きます。
なんだか新鮮です。

午前中は野外実習だったので午後は13:00~18:30まで
室内で講義や自己紹介が行われました。

DSCN9661s.jpg

2日目は朝6:30~7:30までミニ観察会。
植物班と野鳥班に分かれて観察会を行います。

私は野鳥班に参加。

参加者の方の中には鳥を双眼鏡でしっかり見るのは初めてという方もいて、
枝に止まっているホオジロをスコープに入れて観察したときには
綺麗ねー!と皆さんとても喜んでいました。

1時間なので本当にあっという間!!
でも、とても気持ちのいい朝を過ごすことができたと思います。

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2日目の午後は実際に自分達で観察会を開くことになり、
1班2~3人で模擬観察会を行いました。
テーマは自分達で探し、どうやって進行するか?
どうやって参加者の興味をひきつけるか?なども考えます。

午前中は晴れていたのに、どんどん雲行きが怪しくなり
実施時には雨が降ってしまったのですが、
なんとか模擬観察会を開催することができました。

模擬観察会の後、担当の講師の方から
「いい観察会を行うためには、
まず指導員自身が自然に対する感性を養うことが大切です。」
とコメントいただきました。

DSCN9672sa.jpg

テキストと初日に作成したフィールドノート↑

講習会の最後に自然観察指導員の登録を行いました。
いろんな人と交流しながら自然観察のノウハウを学ぶことができ、
非常に充実した2日間だったと思います。
個人的に晩御飯が超豪華だったのが嬉しかったです(笑)

この2日間に学んだことを忘れず、
今後の活動に生かしていきたいと思います。

P.S.ちなみに、今回の講習会には
愛大生物学科3年生の学生が7名も参加していました。
みなさん、お疲れ様でした!!

西条自然学校 第109回 抜け殻のお話

2013.10.24 12:16|西条自然学校(82回~)
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西条自然学校夜の学校、109は「ぬけがら」のお話でした。
講師は面河山岳博物館の学芸員、矢野真志さん。

面河山岳博物館で2013年7月20日~9月1日まで
「ぬけがらコレクション」の展示があり、
今回はそれを基にぬけがらのお話をしてくださいました。

aDSCN9574.jpg

ぬけがらとは、成長のために脱皮などによって脱ぎ捨てられた
古い外骨格や皮膚などのことです。

今回は甲殻類、節足動物、両生類、爬虫類における脱皮の仕組みや
それぞれのぬけがらの特徴について詳しい説明があり、
本当に盛りだくさんのお話でした。

特に衝撃だったのは「ヒキガエル」の脱皮の映像。

ヒキガエルの生活」というブログをされている方が
ぬけがら展の時に脱皮映像を提供してくださったそうです。
脱皮の瞬間もすごいのですが、脱いだ皮を食べるところがさらに衝撃…!

動画の完全版はこちらです。
http://www.youtube.com/watch?v=kn0Byhxl2WA&list=PL9062B9B2ADA0CC8F

aDSCN9585.jpg

今回はお話を聞きながら、いろいろなものが手元まで
回ってきて、講義も聞きたいけどこっちも気になる…という状態でした。

まずは、「ぬけがら展」で作成した消しゴムハンコ。
素敵です!!
自由に押して下さいとのことで…

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スタッフの方は腕にスタンプしてました。

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そして、次は
ヘビ8種の抜け殻やアカミミガメの抜け殻が回ってきました。

写真はマムシの抜け殻です。

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さらに、
とべ動物園で飼育している、ボアコンストリクターの抜け殻も!!
なんと3m40cmもあります!!

スタッフの方が首に巻いてみましたが、長い~!

ボアが回ってきたときは、みなさん
矢野さんの話そっちそのけで、抜け殻に夢中になっていました(^^;)

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様々な蝉のぬけがらも素敵☆

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講義終了後に
アオダイショウのぬけがらを加工したものをいただきました!
四葉の中にアオダイショウの抜け殻なんて、贅沢~。

一時間では足りない!!盛りだくさんの講義でした。

******************
次回 西条自然学校★夜の学校★その110

日時:平成25年11月27日(水)19:00~20:00
    *会場の都合で第四水曜日に変更になっています。
場所:西条総合文化会館2F 視聴覚室
 *受講料 一人100円 (施設使用料)
 *申し込み不要
 *お茶とお菓子があります。コップをご持参ください
 *問い合わせ 080-5667-5314(西条自然学校)

*****************

西条自然学校 第107回 ミズワラビのお話

2013.08.24 11:33|西条自然学校(82回~)
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すっかり報告が遅くなってしまいましたが、
8月の西条自然学校・夜の学校は「ミズワラビ」のお話でした。

ミズワラビは熱帯〜温帯に生息する水生シダ。

日本では本州以南の池沼、水田、水路などに生え、
早い所ではお盆過ぎに稲刈り後の水田でよく見られますが
1年草であるため毎年見られるとは限らず、
県のレッドデータブックでは準絶滅危惧種に指定されています。

以前、東予市で大発生したこともあるそうなのですが稀なことだそうです。

西条市のミズワラビ生息状況について、8月末〜11月初旬まで
300ヶ所以上の田んぼを回って調査した結果の説明もありました。
西条市では平地の水田(沿岸部)、古いため池の下流部などに
多く生息していることが確認されましたが、本当に全くみられない場所もあるそうで、
分布条件などを解明することが今後の課題だそうです。

水草についての知識は全くなかったのですが、
小さな植物も調べてみると面白そうですね。

夜の学校で水草関係のお話をすることはめったにないので、
貴重なお話でした♪

ちなみに、知人の「雑草好きのブログ」にミズワラビの写真が沢山載っています。
http://aquaerba.exblog.jp/18772996/

******************
次回 西条自然学校★夜の学校★その108
「ハリガネムシ」のお話

日時:平成25年9月18日(水)19:00~20:00
場所:西条市産業情報支援センター
    *今回のみ場所を変更しております。ご注意ください。

 *受講料 一人100円 (施設使用料)
 *申し込み不要
 *お茶とお菓子があります。コップをご持参ください
 *問い合わせ 080-5667-5314(西条自然学校)

*****************

西条自然学校 第105回 ヤブキリのお話

2013.06.19 23:59|西条自然学校(82回~)
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今日は3ヶ月ぶりの西条自然学校、夜の学校その106
「ヤブキリ」のお話 に参加してきました。
講師はヤブキリ研究のスペシャリストです。

ヤブキリはその名の通り、藪に棲むキリギリス。
でも、夜行性で草や木の上で鳴くため、
昼行性のキリギリスと比べて一般的にあまり知られていない昆虫です。

世界では温帯に分布し、22種が知られています。
(日本では九州~北海道南部に分布し、5種が知られています)

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まず前半ではヤブキリの形態や生活史、食性について紹介がありました。

生活史は 卵→幼虫→成虫 というサナギの過程がない
「不完全変態」を行い、卵のまま越冬をするんだそうです。

さらに若齢幼虫の頃は花粉や花弁を食べていて
だんだん肉食へと変わっていくことや、
メインともいえる鳴き声について説明してくださいました。
種類によって連続型や断続型、遅鳴きや速鳴きなど
いろいろなパターンがあるんですね!

実際に録音した鳴き声も聞かせていただきました。

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又、DNA解析によってヤブキリの複雑な系統樹がわかってきました。
黒はまだ名前のついていないヤブキリ(写真)らしく、
いろいろな地域個体群が生息しているとのことでワクワクしました。
今後も新種が見つかっていくんでしょうね。

これからもヤブキリの研究はライフワークとして続くそうです。

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そして、講義終了後は生ヤブキリを観察!!
新種のシコクコズエヤブキリ(学名はまだつけられていないので仮称)も
その場で見せていただきました。

通常のヤブキリと比べて緑が濃くてとっても綺麗!
なんだかプラスチックのおもちゃみたいでした(笑)

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ちなみに、ヤブキリに噛まれると結構痛いそうです…。
こんなに近くでヤブキリを見る機会はなかなかないので(自分では捕獲しないし)
じっくりと観察ができて非常に満足でした。

今回の講義を聞くことで、ヤブキリについてよく知ることができました!
南海放送のラジオでの紹介、この講義が終わった後だったら
よかったのにー…。

夕方になるとヤブキリはよく鳴いているので
みなさんも耳を澄ましてみてくださいね!

DSCN0925s.jpg

ヤブキリの師匠作のイラスト↑
昆虫がささーっと描ける人って素敵!!

******************
次回 西条自然学校★夜の学校★その106
「ボラ」のお話

日時:平成25年7月24日(水)19:00~20:00
場所:西条総合文化会館2F 視聴覚室
 *受講料 一人100円 (施設使用料)
 *申し込み不要
 *お茶とお菓子があります。コップをご持参ください
 *問い合わせ 080-5667-5314(西条自然学校)

*****************

「泉の自然」西条自然学校 西条市産業文化フェスティバル

2013.04.29 21:57|西条自然学校(82回~)
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今日は西条市産業文化フェスティバルが開催され、
西条自然学校のブースも去年と同じような感じで、
泉の生き物の展示を行いました。

今年も大学生のお兄さんと西条高校の生徒さん達が
お手伝いに入ったので、去年よりサクサク準備が進みます。

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フェスティバルの前日の夜に近くの泉で採集した魚を
このような感じで展示。
外から小窓を覗けば、生き物たちの様子がよく観察できます。

今回展示した生き物は
カワムツ、タカハヤ、ギンブナ、スジエビ、
稚魚、ドンコ、アカハライモリなどなど。

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モクズガニを触れるコーナーも作りました。
結構大きなカニなので、怖くて触れない子もいたのですが
なかなかの人気でしたよー。

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アカハライモリは小窓から覗いていると寄ってきてくれます。
可愛い~。

DSCN0204s.jpg

生き物の解説だけでなく、西条自然学校について、
周辺の泉についての解説なども行いました。

ちなみに昨年の記事はこちら
http://toritamadiary.blog10.fc2.com/blog-entry-1209.html

やはり去年と比べると今年はかなり小規模な展示だったなーと感じます。
ちょっと寂しかったので、来年はもっと生物を増やしたいと思います!

みなさま、一日お疲れ様でした!

+++

おまけ

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お昼ごはんは、西条で有名なクレープ屋さんに行きました。
ラムレーズンアイスクレープ、とっても美味しかったです!!

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こんな食べ物もいただきました。竹にパンが巻き付いてる…!

西条自然学校 第102回 知られざる微小貝類のお話

2013.03.21 14:19|西条自然学校(82回~)
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西条自然学校第102回目は「知られざる微小貝類」のお話です。

講師は徳島県立佐那河内いきものふれあいの里 ネイチャーセンター
専門研究員の松田春菜さん。
寄生性の巻貝についての研究をされていた方で、
徳島県阿南市で直径約3.5ミリの小さな新種のカタツムリを発見された方の一人です。

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カタツムリは陸に住む貝の仲間で、
木の幹や落葉の中、礫の中、倒木の下、葉の裏…など
しめった薄暗い谷間を好むので、神社を探すとよく見つかるそうです。
(ただ、こういった場所は蛇も好む場所なので、探すときは注意…!)

さらに、形、色彩、大きさの多様性があり、
実はとっても魅力的な生き物だということを教えていただきました。
日本最大のアワマイマイはなんと殻径が約6cmもあります。
一方で、小さいカタツムリは3mm-5mmほどの大きさ。
そのため、採集時は地面に寝そべって落葉を1枚1枚めくって探すそうなのですが、
とても小さいので、見つけるのは大変で半日くらい探すこともあるそうです。

ちなみに、愛媛県にカタツムリは約171種いて、これは非常に多い種数だそうです。
シロハダギセル(キセルの形に似ている)やタカシマゴマガイは
愛媛だけに生息するもので、このようなご当地カタツムリ探しも面白いんだとか。
ご当地カタツムリ探し、楽しそう~!

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そして、メインである新種のカタツムリ「アナンムシオイガイ」のお話へ。

アナンムシオイガイはムシオイガイ類の一種で、
最近になってDNA鑑定により新種であることが判明したカタツムリの仲間です。

実は新種と判明されるまでには長い時間と多くの人の関わりがありました。

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1971年に初めて発見されたのですが、他に似ている貝も多く
この時には新種にはなりませんでした。

2007年に再び発見され、同定に依頼。
2010年にムシオイガイ類のプロがそれを見て新種かな?と思い、
2011年にDNA解析が行われて、新種の可能性が高いと判定されました。

しかし、DNAの解析だけでは新種とは決定されなかったため、
殻を観察することによって、特徴が異なることを明らかにし
論文にして発表。今回新種として決定されたそうです。

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この貝は、徳島県阿南市の石灰岩地帯の一部約2km圏内だけに生息するため
アナンムシオイガイと名付けられました。

松田さんは、気が付かなければ消えてしまうかもしれない生物に
気づいてあげることで、生物多様性の保全につながる。
ただの落葉の塊もよく見てみるとカタツムリがたくさん潜んでいる!と
まだまだ新種が見つかる可能性があること、
カタツムリを見つける楽しさを教えてくださいました。

実は私、カタツムリがちょっと苦手だったのですが
この講義を聴くことで、落葉の中を探してみようかなという気持ちになれました。

******************
次回 西条自然学校★夜の学校★その103
「ヤマアカガエル」のお話

日時:平成25年4月17日(水)19:00~20:00
場所:西条総合文化会館2F 視聴覚室
 *受講料 一人100円 (施設使用料)
 *申し込み不要
 *お茶とお菓子があります。コップをご持参ください
 *問い合わせ 080-5667-5314(西条自然学校)

*****************

西条自然学校 第101回 寄生二枚貝のお話

2013.02.20 23:59|西条自然学校(82回~)
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西条自然学校第101回目は「寄生二枚貝」のお話です。

貝は軟体動物であるためタコやイカと同じ仲間になるのですが、
非常に奥が深く、きちんと理解しようとすると難解…。
今回はあらかじめ受講者に二枚貝を配布し、
二枚貝ってどんな生き物?という内容から講義スタート。

最初に「貝類学(佐々木 猛智(2010))」などの本の紹介も行われました。

河口干潟のお話からハマグリやバカガイなどの二枚貝の紹介が行われ、
1人1人、配布された二枚貝を見ながら、
貝の各部名称や口はどこか?という説明を聞いて行きます。

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貝は同じ種でもいろいろな模様を持つものがいるため、
模様だけで区別をすることは難しいのですが、
歯の形は貝によって違うので、ここで見分けることもできるそうです。

貝の形態・生活史のお話の後は、いよいよ寄生についてのお話。
寄生貝類には、ヒトデに寄生するヤドリニナ、ホヤに寄生するタマエガイ、
海綿動物の寄生するヤブサメガイ、星口動物に寄生するユンタクシジミなど
様々なものがいますが、今回最も盛り上がったのが
節足動物(アナジャコ)に寄生するマゴコロガイ。

マゴコロガイはアナジャコの胸部腹面に寄生する二枚貝なのですが、
アナジャコが脱皮する時にマゴコロガイはどうするのでしょう…?

この疑問に答えるため、1年間アナジャコを撮影し続けた方がいらっしゃるとのことです。
ぜひ、動画をご覧ください~。

■「アナジャコが脱皮をする際に見せるマゴコロガイの移動行動」
http://zoo2.zool.kyoto-u.ac.jp/ethol/showdetail.php?embed=on&movieid=momo030708po01a

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干潟は本当の多くの生き物によって支えられており、
その中でも「珪藻」の役割が大きいという話も最後に行われました。

今回は講義終了後に、受講生のノートを見せてもらいました。
受講者のみなさんはいつも熱心にノートをとっています。

イラストが描かれており、とても見やすいです!
(Tさんありがとうございました)

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最後はラーメンを食べながら貝について語り合いました。

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次回 西条自然学校★夜の学校★その102
「陸貝」のお話

日時:平成25年3月20日(水)19:00~20:00
場所:西条総合文化会館2F 視聴覚室
 *受講料 一人100円 (施設使用料)
 *申し込み不要
 *お茶とお菓子があります。コップをご持参ください
 *問い合わせ 080-5667-5314(西条自然学校)

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西条自然学校 第100回 西条の自然特集

2013.01.24 17:09|西条自然学校(82回~)
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1月23日の西条自然学校 夜の学校は
記念すべき100回目の授業!!

今までを振り返りながら「西条の自然特集」のお話でした。

第一回目は2004年10月に始まり、最初は参加者5名だったそうです。
今では毎回満席で、別に椅子を並べなくてはならないほどの参加者数になりました。

夜の学校は、愛媛の自然について調べたことを地域の人々にわかりやすく伝え、
自然について勉強する場を作る。という考えから誕生しました。
地域や職場・家族、研究者とのつながりを作ることも目的の1つです。

ちなみに、1回~100回の授業内容は以下の通りです↓↓

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私が参加し始めたのは第82回からなので、
聞いていない授業がたくさんあります。
第101回からもマニアックな授業が満載ですよー。

今後は、地域の自然を地域の人に伝える講座「トコロジスト養成講座」
(校区単位での自然観察会の開催)を行っていくそうです。

ちなみに、今回は今までを振り返って
簡単な小テスト(クイズ)のようなものが行われました。

101回からもよろしくお願いします!

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次回 西条自然学校★夜の学校★その101
「寄生二枚貝のお話」のお話

日時:平成25年2月20日(水)19:00~20:00
場所:西条総合文化会館2F 視聴覚室
 *受講料 一人100円 (施設使用料)
 *申し込み不要
 *お茶とお菓子があります。コップをご持参ください
 *問い合わせ 080-5667-5314(西条自然学校)

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西条自然学校 第98回 ツルのお話

2012.11.21 23:59|西条自然学校(82回~)
2012年11月22日23時07分55秒0002sss


秋になり、ツルの渡ってくる季節になりました。
11月の西条自然学校夜のお話は「ツルのお話」。
講師は山本貴仁さんです。

ツルは地上で採食・営巣を行う鳥で、世界に15種おり、
そのうち日本で見られるツルは、ソデグロヅル、カナダヅル、マナヅル、
タンチョウ、クロヅル、ナベヅル、アネハズルの7種です。

松にツルという絵が江戸時代からよく描かれているように
ツルは日本人にとっては親しみ深い鳥ですよね。
でも実は、ツルは地上性なので松に止まることはなく
コウノトリが止まっているのを間違えて描かれたのだとされています。
又、タンチョウの尾羽は真っ黒ではなく、黒い部分は風切り羽で、
実際の尾羽は真っ白という話にも会場からは驚きの声が上がりました。

西条市で過去に観察されたことのあるツルの紹介も行われ、
4つを比べると大きさに結構違いがあって驚きました。
タンチョウ、アネハヅル、マナヅル、ナベヅルの4種類です。
(タンチョウとアネハヅルは1回記録)

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(サイズは全長(嘴の先から尻尾の先までの一番長い部分)を目安に描きました。
 正確ではありませんが大体の大きさが比較できると思います。
 左からタンチョウ、マナヅル、ナベヅル、アネハヅル、アオサギです)

一方、ツルの渡来地として有名な鹿児島県出水市には
ナベヅル、マナヅル、クロヅルなど合計して約1万羽ほどのツルが集まり、
その中でもナベヅルは世界に生息しているほとんどの数が出水市に渡来します。

昭和23年度から渡来数は増加傾向にあるのですが
もしそこで感染病が起これば大変なことになってしまうので、安心することはできません。

そのために進められているのがツル渡来の分散計画。
愛媛県では西条市や西予市が候補地となっているのですが、
ツルは田んぼを利用し、人と近いところで生活するため
越冬のためには餌場の確保、ねぐらの確保、人為的な干渉を防ぐこと
の3つが大切!!

なんといっても、まず渡来地の人々の理解が必要不可欠なのです。
今回の講義は県自然保護課の委託事業で「生物多様性の県民への認知」という活動を行っている
いよココロザシ大学さんが、その活動の一環として共催という形をとって行われました。
この講義をとおして少しでも多くの人にツルについて知ってもらえたらいいなと思います。

来月はダンゴムシのお話です。

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次回 西条自然学校★夜の学校★その99
「ダンゴムシ」のお話

日時:平成24年12月19日(水)19:00~20:00
場所:西条総合文化会館2F 視聴覚室
 *受講料 一人100円 (施設使用料)
 *申し込み不要
 *お茶とお菓子があります。コップをご持参ください
 *問い合わせ 080-5667-5314(西条自然学校)

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西条自然学校 第97回 紅葉のお話

2012.10.31 21:03|西条自然学校(82回~)
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報告がすっかり遅くなってしまいましたが、
10月の西条自然学校は「紅葉のお話」でした。

講師は今川義康さん。
石鎚の紅葉を中心に、葉っぱの名前や見分け方、
紅葉のメカニズムなどをわかりやすく解説していただきました。

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石鎚の紅は、ナナカマド、ナンゴクミネカエデ、ドウダンツツジの仲間によって作られ、

山腹の紅、黄、褐は
ブナ、ミズナラ、コハウチワカエデ、ウリハダカエデ
コミネカエデ ヤマボウシ ヤマブドウ ヤマウルシ
ツタウルシ コシアブラ シロモジ アケボノツツジによって作られています。

ちなみに、
低いところで赤く色づいているものはハゼノキ、ヌルデ。

それぞれの種についてスキャナーで落葉を取り込んだものを
スライドに表示させながら、1つ1つ丁寧に解説。
拾った落葉をスキャナーで取り込んで置くと、
色も綺麗なままで残るので、写真を撮るよりもいいそうです。

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石鎚山山麓の錦は
ソメイヨシノ、イロハモミジ、モミジバフウによって作られます。

標高ごとにいろいろな紅葉があり、
その色を作っているのが何の木の葉っぱなのかを知ると
ますます日々が楽しくなってきます。

今回は紅葉について勉強した後、
すぐにソウシチョウ調査で石鎚に行ったので
勉強したことをすぐに復習でき、非常に役立ちました。
何度聞いても、まだまだ葉っぱの種類は当てられませんが…。


西条自然学校では秋の紅葉ツアーなども計画しているらしいので
お楽しみに!
http://saijo-shizen.org/

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次回 西条自然学校★夜の学校★その98
「ツル」のお話

日時:平成24年11月21日(水)19:00~20:00
場所:西条総合文化会館2F 視聴覚室
 *受講料 一人100円 (施設使用料)
 *申し込み不要
 *お茶とお菓子があります。コップをご持参ください
 *問い合わせ 080-5667-5314(西条自然学校)

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湧水保全フォーラム全国大会in西条

2012.10.13 02:07|自然関係報告
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金曜日、西条市で行われた
「湧水保全フォーラム全国大会in西条」に参加してきました。

石鎚山系からの伏流水が自噴水となって地上に湧き出る
西条の湧水は全国的にも有名です。

湧水と市民の生活が共存を続けている西条市の活動を全国的に伝えるとともに
岩手県・大槌、山形県・遊佐の湧水保全活動の実態を学び
これからの湧水の在り方を考えるのが今回の大会の趣旨です。

なんと秋篠宮殿下もいらっしゃるということで会場はSPがたくさんおり、
特に、私たちが会場に入ったときは
丁度殿下がポスター発表をご覧になっている時だったので
かなり緊迫したムードに包まれていました。

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ポスター発表も行われ、西条自然学校は西条高校物理部のみなさんと
西条の泉を調査したことを発表。

物理部のみなさんが丁寧に説明をしてくださいました。

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午後からは基調講演や調査報告、湧水保全に関する発表、
パネルディスカッションが小ホールで行われました。

フォーラムは14:00-18:00まで。

被災地から来られた佐々木健さんの
「震災津波からの復興と湧水について」の発表では
復興計画が目指す街づくりや、その中での湧水の存在、
そしてそこから見つかった淡水型イトヨについてのお話を
聞かせていただき、大変勉強になりました。

内容について詳しく書きたいのですが、
今週はバタバタしているので機会があればまた…。


フォーラムが終わった後は、懇親会があり
岐阜経済大学教授の森誠一先生や西条市役所の方と
ゆっくりお話をすることができました。